裁判員裁判:県内初、補充含め10人選任 覚せい剤密輸、きょう地裁初公判 /新潟
今、気になっていることは「坂本龍馬についての疑惑について教えていただけないでし...」ですがこんなニュースがあります。
16日から始まる県内初の裁判員裁判を前に、新潟地裁(山田敏彦裁判長)は15日、裁判員の選任手続きを行った。
今回審理されるのは、ロシア国籍で、船員のロマノフ・オレグ被告(42)が覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)罪などに問われた事件。
呼び出しに応じた27人のうち、抽選などで裁判員6人と補充裁判員4人が選ばれた。
【黒田阿紗子、川畑さおり、塚本恒】
◆辞退は69人
選任手続きには、呼び出し状が送付され裁判所に出向くことが求められた28人のうち、27人が出席し、1人は欠席した。
同地裁は1月、候補者95人を無作為で抽出。
70歳以上の高齢などのため事前に辞退を申し出て、認められた人を除き、70人に呼び出し状を発送した。
うち1人はあて先不明で返送されてきたという。
選任手続き以前に、70人のうち41人の辞退が認められた。
理由は「重要な仕事」が13人、「同居の親族の介護または育児」が10人など。
さらに、この日の手続きで3人の辞退が認められた。
計69人の辞退を認めたことについて、同地裁総務課は「(拘束期間が8日間と)長期にわたるため、候補者の負担を考えて柔軟な運用をした」と説明した。
◆思い複雑
午後1時半、地裁2号館の待機室でオリエンテーションが始まった。
地裁職員が事件の概要を説明した後、「事件の捜査に関与するなど特別な関係があるか」「法廷に提出された証拠だけに基づいて公平に判断ができるか」などと聞く質問票が配られた。
候補者は受け付け順に番号が振られており、5?6人のグループか個別に番号で呼ばれ、別室で裁判官3人、検事2人、弁護士2人による面接が行われた。
最後に、裁判員と補充裁判員に選ばれた人の番号が読み上げられ、山田裁判長が出席のお礼を述べ、午後3時43分に終了した。
選ばれなかった聖籠町の民生委員の女性(65)は「参加してみたい気持ちも半分くらいあったが、責任の重さも強く感じた」と複雑な心境をのぞかせた。
前の席の人が選ばれ、「両手で顔を覆って『わー』という感じになっていた」という。
◆仕事休んで参加
上越市の看護師の男性(55)は、自家用車で約2時間かけて新潟市にある地裁に出向いた。
手続き前に報道陣の取材に応じ「法律の知識もないし、精神的な負担が大きいなと車で考えながら来た」と話した。
「裁判員裁判には興味はあるが、自分がやるとなると仕事があるので、できればしたくない。
年度末なので忙しい」と表情を硬くした。
燕市の女性会社員(37)は、呼び出し状が自宅に届いた時、「困ったな、というのが正直な気持ちだった」と語った。
会社を休んで手続きに参加したが、代わりがいないため引き継ぎに時間がかかったという。
選ばれた場合は、計8日間の拘束となるため「長い」と話し、不安そうに受付へ向かった。
地裁前では、裁判員制度に反対する市民グループが横断幕を持って抗議活動を行った。
3月16日朝刊
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最終更新:3月16日12時53分
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