'09記者ノート:/5 45年ぶり、新潟で国体 /新潟
今、気になっていることは「外貨対外貨のスワップポイントについて」ですがこんなニュースがあります。
◇世界にはばたく選手に期待
45年ぶりに新潟で開かれた第64回国民体育大会「トキめき新潟国体」。
期間中、県内各地でたくさんのドラマが生まれ、県勢が天皇杯、皇后杯を獲得して幕を閉じた。
勝負は一瞬。
その裏には、厳しい練習の積み重ねがある。
試合に自分のピークを合わせ、結果を出した選手の晴れやかな笑顔の一方で、悔し涙を流す選手たちの姿も見た。
勝負の瞬間を見るたび、スポーツの世界の厳しさを改めて実感した。
新潟国体は04年の中越、07年の中越沖地震など度重なる災害に対する全国からの支援へ感謝する場としても位置づけられた。
開会式の式典前演技では、子どもたちと歌手の小林幸子さんが合唱を披露。
フィナーレを飾った歌「ありがとう」は中越地震の被災地、旧山古志村の山古志小学校文集をもとに作られた。
来場者は「新潟の思いが伝わってきた」と感動していた。
反響が大きく、来年3月のCD発売が決まった。
水泳競技の成年男子百メートルバタフライに出場した河本耕平選手(30)の活躍も光った。
日本新記録で08年大分国体に続き2連覇。
レース後、「期待される中でどれだけ結果を出せるかを課題にしてきた」と語り、安堵(あんど)の表情を見せた。
水泳競技終了後、シドニー五輪背泳ぎ銀メダリストの中村真衣さんは同い年の河本選手に期待の言葉を贈った。
「力はあるのに大事な試合でいつも勝てなかった。
でも地元国体で、県民の期待にしっかり応えた。
これで一皮むけたかな」
河本選手は「オリンピックに挑戦したい気持ちはある」と次の目標に向けて抱負を述べた。
12年のロンドン五輪で、県水泳界を引っ張るベテランの五輪初出場を期待したい。
県体育協会の馬場潤一郎会長はこれからの県スポーツ界の課題として、少年選手の強化を挙げる。
「学校の中で日本のトップクラス選手を育てられる環境作りと指導者を配置したい。
各競技の強化校を作っていかなければならない」と言う。
ボート少年男子ダブルスカルで優勝した坂上熙英選手(阿賀黎明高3年)が力強く夢を語った。
「マイナーな競技だが、石川遼くんがゴルフ界を盛り上げているように、自分も日本のボート界を変えたい」
坂上選手のような若い選手たちが、世界を経験し、いつか新潟に戻って今度は指導者として後進の育成にあたる。
そんな体制ができればすばらしい。
【川畑さおり】=つづく
12月28日朝刊
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最終更新:12月28日13時1分
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