佐渡羽田空路:赤字補てん、佐渡市「応分の負担」 開設の是非協議へ /新潟
今、気になっていることは「パラリンピックの種目について」ですがこんなニュースがあります。
◇県に回答
佐渡市の高野宏一郎市長は12日、県庁を訪れ、佐渡?羽田線の航空路開設に向けて、予想される赤字負担の受け入れなどに応じるとの回答書を坂井康一交通政策局長に提出した。
県議会には空路開設に反対意見が根強いが、県は市の意思表示を踏まえ、開設の是非を県議会と協議する。
佐渡?羽田線は同市が切望しているが、収支見通しは厳しく、初期投資に約61億円かかり、開業後の赤字は毎年約4億円と見込まれる。
県は10月20日、市の意向を確認するため、初期投資の国庫補助分などを除いた額と年間赤字の半分を市が負担できるかについて回答を求めていた。
また、現在は890メートルの滑走路を2000メートルに延伸するために、地権者9人全員の同意が得られるかの確認も求めた。
同市が県へ示した回答では(1)空路開設に必要な費用について応分の負担をする(2)滑走路2000メートル化については、県が取得予定価格を示した後、速やかに地権者全員の同意を取得する??と確約した。
高野市長は報道陣に「応分の負担」の意味について「県の意を十分にくんで受け止める」として、県が求める「折半」だという認識を示した。
県が専門家を交えて行った試算によると、市の負担は初期投資では国庫補助分などを除く約20億円、開業後は年約2億円と見込まれる。
市財政への負担について高野市長は「市の体力として十分に耐えられる」とし、地権者の同意についても「速やかに取れる」と自信を示した。
【小川直樹】
◇歳入の6割超が「仕送り」 佐渡市、財政の裏付けは?
初期投資約20億円、年約2億円とされる佐渡?羽田線を開設した場合の佐渡市の赤字負担。
09年度一般会計当初予算の歳入総額は408億円で、うち地方交付税などで65・7%を国などからの「仕送り」に頼る佐渡市が、重い負担に耐えられるのか。
財政的な裏付けについて市財政課は「県から正式に金額が示されるまでは、答えられない」と口を閉ざすが、市議会関係者によると、初期投資分については合併特例債の活用を、開設後の毎年の赤字負担は、通常の予算から捻出(ねんしゅつ)する方向で検討しているという。
小杉邦男市議は「滑走路2000メートル化の基盤整備は、過去に完成させておくべきだった。
離島の滑走路は多くが1500?2000メートルで、佐渡空港は県営にもかかわらず、長年軽視されてきた」。
10月、県議一人一人と佐渡市議がそれぞれ個別に面談した。
「(県議会からは)経営は大丈夫かと問われるが、万全とは言えない。
開設後の経営努力を重ねるしかない。
首都圏から航空機が飛べば、島の魅力も増すはず」と話した。
【磯野保】
11月13日朝刊
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最終更新:11月13日12時1分
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