にいがた人模様:途上国支援のバザー実行委員長・窪田雅企さん /新潟
今、気になっていることは「伊藤博行さんというギター奏者について」ですがこんなニュースがあります。
◇「タイの田舎に小学校を」??窪田雅企さん(47)
バングラデシュやラオス、ベトナムの子どもたちへ支援金を送るため、新潟国際ボランティアセンター(NVC)が毎年秋に新潟市で開くバザーの実行委員長として会場の確保や商品となる寄付品集めなどに駆け回る。
高校卒業後、東京や奈良市で勤務した後、新潟市に帰郷。
アルバイトで資金をためては、西洋諸国を中心に海外旅行に出かけ、見聞を広めた。
25歳の時、アジアに目を向けるきっかけとなる経験をした。
日本ボランティアセンターの知人の紹介で訪れたタイとフィリピンのスタディーツアー。
街中で物売りや物ごいをする子どもたちを目にして「こういう現実があるんだ」と衝撃を受けた。
「人生の転機でした。
自分には何ができるのかと思うようになった」。
2年後、日本を離れて単身、タイに向かった。
移り住んだのはスラム街。
貧しい子どもたちに得意の楽器を教えながら、大学にも通い、小学校の教員免許を取得した。
「スラムは大学の友人も近寄らない場所だった」。
1度だけ泥棒に入られたが「ドアを開けっ放しにして寝てたからね」と笑う。
日本語教師のボランティアをしていた大学近くの小学校に就職。
3年働き、帰国した。
6年前から、新潟市でNVCの活動に参加。
バザーのほか、日本語を話せない在日外国人児童の日本語教育、通訳などにも携わっている。
今年で21回目のバザーは11月7、8の両日、新潟市中央区八千代の市総合福祉会館であった。
不景気の波はここにも及び、有志に出してもらっている中元や歳暮など店頭に出す"商品"が思うように集まらず、客足も減った。
売り上げは昨年の約8割にとどまったが、「それでも必ず来てくれる人がいるのはうれしい」と感謝の気持ちを忘れない。
タイでは首都・バンコクなど都市部と違って、地方にはNGO(非政府組織)の支援が届きにくい。
このため、「タイの田舎に小学校を建設したい」と窪田さんは夢を語る。
「人を幸せにして、自分も幸せになる仕事をしていきたい」。
キリリと表情を引き締めた。
【塚本恒】
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■人物略歴
◇くぼた・まさき
新潟市生まれ。
高校卒業後で画廊などに勤務した後、89年にタイのスラム街に移住。
日本語教師として働く。
帰国後もボランティアに精を出す。
趣味は音楽鑑賞で「好きな作曲家はバッハ」。
11月29日朝刊
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最終更新:11月29日13時1分
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