裁く・裁かれる:ながの裁判員制度 初の性犯罪、プライバシーに配慮 /長野
今、気になっていることは「マクドナルドのセットのメニューは持ち帰り可能でしたっ...」ですがこんなニュースがあります。
◇被害者名、顔写真伏せる
長野地裁松本支部で初となる裁判員裁判が16日、始まった。
強盗強姦罪などに問われた飯田市在住、無職、森本竜司被告(40)の初公判に、荒川英明裁判長ら3人の裁判官とともに、市民から選ばれた男性5人、女性1人の裁判員6人と補充裁判員の男性3人が参加。
制度適用は県内3例目で、初めて性犯罪が対象となった。
公判では犯行の状況が詳細に示された一方、裁判員や傍聴人に対して被害者らの名前や顔写真が伏せられるなど、プライバシーに配慮した措置が取られた。
地裁松本支部によると、裁判員候補者35人が呼び出しに応じ、選任手続きでは「被害者の居住地近くを訪れることがあるか」などの質問もされたという。
被告は起訴内容を認め、量刑が争点となった。
冒頭陳述で検察側は、被告が金に困って強盗を計画し、口止めのために被害者に乱暴したと指摘。
菅野直樹検事は「身勝手で卑劣な犯行。
被害者は二度と以前の生活に戻れない」と非難した。
一方、被告側の安藤雅樹弁護士は「被告は会社に解雇されるなどつまずき、悪の道を選択した」と説明。
「謝罪の気持ちが届くよう願っている」と訴えた。
証拠調べで、検察側が犯行状況などを立証。
被害者や被告の供述調書を読み上げる際、傍聴席から見える大型モニターが消され、調書の実物は裁判員の手元の画面だけで映された。
また被害者を写した証拠写真は、顔が分からないよう加工処理された。
一連の説明で、被告以外の関係者は全員匿名とされた。
起訴状によると、森本被告は昨夏、県内の被害者の女性宅に侵入してナイフで脅すなどして、現金12万円とキャッシュカード1枚を奪うなどしたとされる。
17日は被告人質問や検察側の論告求刑、弁護側の最終弁論などがある。
【渡辺諒、大島英吾】
2月17日朝刊
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最終更新:2月17日14時0分
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